Tuesday, January 29, 2013

Jan Wk5 1月29日(火), 2013


DJIA NASDAQ
日付時間指  標 結果 予想 前回
1/29  10:00  消費者信頼感指数 1.3% 0.7% 1.2%

           

          

         




       
DJIA (+0.52)/ 13,954.42/ +72.49/
SP500 (+0.51)/ 1,507.84/ +7.66/
NAS (-0.02)/ 3,153.65/ -0.63/
Russ (+0.07)/ 907.31/ +0.60/
       
Volume      
Dow Vol 717m/    
SPX Vol 562m/    
NAS Vol 1955m/ +6.22%/  
NYSE Vol 3651m/ +9.82%/  
VIX 13.31/ -1.92%/  !

Adv/ Decline Iss
324
167

Adv/ Decline Vol
1796M
1052M

Neutral to Positive/
セクターSP500 銘柄数 1ヶ月 3ヶ月 1年
S&P 500
/
▌+0.52
+5.83 +5.83 +5.83
エネルギー
/
▌▌▌1.57
+8.89 +8.89 +8.89
素 材
/
▌+0.58
+5.26 +5.26 +5.26
資本財
/
▌+0.29
+7.01 +7.01 +7.01
一般消費財
-0.37%/
+6.38 +6.38 +6.38
生活必需品
-0.-0.
▌+0.58
+5.96 +5.96 +5.96
ヘルスケア
/
▌▌+1.11
+8.04 +8.04 +8.04
金 融
/
▌▌+0.43
+6.44 +6.44 +6.44
テクノロジー
/-0.02%/
+1.55 +1.55 +1.55
通 信
/
▌▌▌1.42
+2.12 +2.12 +2.12
公 益
//
▌▌+0.77
+4.44 +4.44 +4.44

エネルギーが+1.57%、通信が+1.42%、ヘルスケアが+1.11%と上昇を牽引。消費循環が続落。

 開場10分前  

DOW -20 (0.14%)        SP500 -3.5 (0.23%)       NAS -5.25 (0.19%)

ヤフーは、4%のギャップアップ。フォードは、開場前売られたが、値を戻した。シーゲートSTXは、5%のギャップダウン。  

アジア市場は:交錯(ロイター)

<東京市場> 東京株式市場で日経平均は反発した。円安一服感を背景に朝方は利益確定売りが先行し たものの、メガバンクに外国人投資家の買いが観測され、市場のムードが好転したほか、 ドル/円が90円台後半に振れると先物や輸出株に買い戻しが入り、指数はプラスに転じ た。TOPIXは連日で昨年来高値を更新。ただ上値を買う材料に乏しいといい、決算発 表の本格化を前に引けにかけ伸び悩んだ。

<中国・香港株式市場> 香港株式市場は反落し、前日の20カ月ぶり高値から下落し た。ゴールドマン・サックス(GS.N)が中国工商銀行(1398.HK)の株式10億ドル相当を売 却したことを受け、中国の銀行株が軟調に推移して押し下げた。  中国株式市場は続伸し、株価指数は2012年半ば以来の高値で取引を終えた。個人投 資家の買いが集まり、証券株や中堅銀行株が2日連続で上昇を主導した。

<東南アジア株式> 総じて上昇した。マニラ市場が過去最高値を付けたほか、米国の 経済指標や新たな金融緩和に関する手掛かりを与えるかもしれない米連邦公開市場委員会 (FOMC)の決定を前に、東南アジア市場は海外からの資金流入に押し上げられた。

<ソウル株式市場> 5日ぶりに反発して取引を終えた。機関投資家の押し目買いの動 きが強まり、為替動向を受けてこのところ下げのきつかった自動車、ハイテクセクターが 大幅高を演じた。  大型株のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%高で引けた。過去4営業日の下げで時価 総額が15兆9000億ウォン(145億4000万ドル)減少していた。  

<台湾株式市場> 4続伸し、終値としては2週間ぶりの高値で引けた。米アップルにカメラモジュールを提供する大立光電(3008.TW)やパソコン大手の宏碁(エイ サー)(2353.TW)が制限幅いっぱいまで値を上げるなど、ハイテク株の上昇に押し上げら れた。

欧州市場は:ロンドン高値更新(ロイター)

<ロンドン株式市場> 上昇し、終値で4年半ぶり高値をつけた。経済指標の改善を受 け鉱山株などに買いが入った。一方、銀行株は軟調となった。銀行株では、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドが6%急落。L IBOR(ロンドン銀行間取引金利)不正操作問題をめぐり、5億ポンド(7億8532 万ドル)の罰金を支払うことで英米当局と近く和解する見通しと報じられた。

<欧州株式市場> 株式への需要拡大を反映し、ユーロSTOXX50ボラティリティ指数は約6 年ぶり低水準で取引を終えた。       

商品市場は:米金融緩和の継続期待やショートカバーなどを背景に5営業日ぶりに反発。原油先物相場は、良好な内容の米住宅関連指標やドル安・ユーロ高を背景に、続伸。 

中期情勢

低VIX

通貨戦争の懸念

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減

米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?

中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?

中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長 率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。

ヘッドラインニュース

製ユーロ上昇2011年以来の高値ーテクニカル水準突破で勢い

1月米消費者信頼感指数:1年2カ月ぶり低水準、期待が大幅低下

RBS株が大幅安、LIBOR問題で米司法省が有罪答弁要求と関係者

ソフトバンクのスプリント買収案、米司法省が審査延期をFCCに要請

UBS証:株派生商品の売買チームを香港集中、アナリスト退社動きも

新日鉄住金とアルセロール、共同でティッセン米工場に買収案-関係者

1月29日の欧州マーケットサマリー:株が2年ぶり高値、好決算で

英バークレイズ、エネルギー市場操作で米当局が過去最高の制裁金も

ECBプラート理事:FOMC方式の金利約束はユーロ圏で機能しない

習総書記:中国は核心的利益を犠牲にしない、平和路線続ける-新華社

東工取は生き残りの努力すべき、海外との提携強化必要-経産省審議官

米アップル:アイパッドに128GBモデル投入へ-メモリー倍増で対抗増。

野 村 證 券 の N Y 株 式 市 況

<株式市場> 午前9時発表の11月S&P/ケースシラー20都市総合指数は前月比+0.63%と予想を下回ったものの、寄り前発表の企業決算が概ね予想を上回ったことから、ダウ平均とS&P500は売り買い交錯の中、前日終値付近で寄り付いた。ナスダック総合はVMウェア(VMW)の失望決算を受けた関連銘柄への連想売りで、小幅安で寄り付いた。午前10時に発表された1月消費者信頼感指数は58.6と予想を下回り、主要指数は若干弱含んだものの、押し目買いが見られ、次第に買い優勢に転じる動きとなった。バレロエナジー(VLO)、ボストンサイエンティフィック(BSX)、DRホートン(DHI)、ダナハー(DHR)、ファイザー(PFE)等が予想を上回る決算を好感された一方、シーゲート(STX)はガイダンスが予想に未達となり、フォード(F)は欧州赤字の悪化見通しから嫌気された。今週のFOMCを前に、緩和政策に変更はないとの見方が優勢となる中、その後も主要指数はじりじりと上伸。幅広い銘柄が物色される中、特に、通信、エネルギー、公益、ヘルスケアが騰勢を強めた。S&P500は午後3時半過ぎには前日比+0.6%の1509.35ポイントまで上昇。結局ダウ平均とS&P500は高値圏で終了した。ナスダック総合は僅かなマイナスで終えた。ダウ平均は+0.52%、S&P500は+0.51%、ナスダック総合は-0.02%となった。S&P500の10セクター中8セクターがプラスとなり、中でも、エネルギーが+1.57%、通信が+1.42%、ヘルスケアが+1.11%と上昇を牽引。一方、消費循環が-0.37%、テクノロジーが-0.02%。個別では、好決算を好感された、DRホートン(DHI)が+11.78%、バレロ・エナジー(VLO)が+12.78%、ボストン・サイエンティフィック(BSX)が+3.5%。ヘス(HES)は精製事業からの撤退に加え、投資会社のエリオット・アソシエーツが$800Mの株式取得と取締役会のポスト要求を計画していると述べ+9.01%。決算を嫌気されたシーゲート(STX)が-9.36%、フォード(F)が-4.64%。

<債券・為替市場>朝方の10年債利回りは1.96~1.970%付近で小幅な推移。午前10時発表の1月消費者信頼感指数が58.6と予想を下回ったことから、10年債は一旦買い戻され、利回りは1.950%まで低下。しかしその後、株式市場が反発基調になるに伴い、次第に資金シフトが見られ、10年債利回りは上昇に転じた。午後1時発表の5年債入札結果は、応札率が2.88と過去平均を上回ったものの、利回りは0.889%と予想を0.2bps上回り、これを受けて午後2時頃に10年債利回りは1.995%付近まで上昇した。その後は小動きとなり、午後4時の10年債利回りは1.995%付近となった。為替市場では、今週のFOMCを前に、緩和政策が継続するとの見方が広がり、ドルは対ユーロ、対円で小幅安。ドル/円取引は終日90.60~90.75のレンジ内に集中。正午すぎに90.45付近まで押されたものの、その後回復。FOMCの金融政策に若干変化が示唆される可能性も捨てきれず、午後3時すぎにはややドル買いが増え、午後4時にドル/円は90.72となった。

米国野村證券作成測。

メモ:

B787関連:国境を越えてサプライヤーが多く関与していることも時間がかかる要因だ。バッテリー本体を製造した日本のGSユアサ<6674.T>、電気系統システムを担当した仏タレス<TCFP.PA>。米国では電池向け充電装置メーカーの米セキュラプレーン・テクノロジーズ、補助動力装置メーカー(APU)の米プラット・アンド・ホイットニーにも調査が入っている。

Endo of Col 1
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Jan Wk5 1月29日(火)                                                                                                  Twitter(日本語)

ア ジ ア
 日本 +0.39% 
 香港 -0.07% 
 上海 +0.53% 
 インド -0.56%  
欧   州
 イギリス +0.71% 
 フランス +0.13% 
 ドイツ +0.20% 
 スペイン -0.34% 
商   品
  1663.00 
 原油 97.36 
  3.69 
 ボラ 13.31 
為   替
 ドル円 90.75 
 ユーロドル 1.348 
 ドルINDEX 79.57 
 米十年債 1.99 

序盤ザラ場: 売り買い交錯。開場後40で底をうち、SP500 は、堅調に続伸した。住宅建設のDHIは、ギャップアップの後続伸し、10%高。シーゲートSTXは、ギャップダウンの後ほぼ変わらず10%安。スノーモービルのポラリスインダストリーPIIは、4%安。化学品事業のアッシュランドASHは、6%安。月曜大幅安だったDDDとSSYSは、小幅高で推移している。

中盤ザラ場:本昼前に大きく値を戻した後も堅調に推移。エネルギー関連が引率した。HES10%高、バレロVLO9%高、ピーボディBTU6%高、マラソンペトロリアム4%高など。ファイサーPFEは、3%高。カナディアンパシフィック鉄道は、4%高。
米国市場 UWM 一年( 日足 )
米国市場 UWM 五日( 5分足 )
米国市場 UWM 二日( 1分足 )

終盤引け: 昨日利食いに押された甘味料のINGRは、1.5%高。シーゲートSTX、ウエスタンデジタルは、さらに値を崩した。一方、住宅建設のDHIは、更に値を伸ばし、11.73%高。

引け後、明日は:FOMCを控え、引け前は、利食いに押された。引け後決算の樹脂のポリワンPOLは、2%安。BRCMは、1%安。

Monday, January 28, 2013

Jan Wk5 1月28日(月), 2013


DJIA NASDAQ
日付時間指  標 結果 予想 前回
1/28   8:30  コア耐久財受注 1.3% 0.7% 1.2%

  8:30  耐久財受注    4.6% 1.8% 0.7%

  10:00  中古住宅販売保留 -4.3% 0.3% 1.6%

  10:30  ダラス連銀製造業 5.50  6.80




       
DJIA (-0.10)/ 13,881.93/ -14.05/
SP500 (-0.18)/ 1,500.18/ -2.78/
NAS (+0.15)/ 3,154.29/ +4.58/
Russ (+0.16)/ 906.71/ +1.47/
       
Volume      
Dow Vol 656m/    
SPX Vol 502m/    
NAS Vol 1841m/ +0.66%/  
NYSE Vol 3278m/ -3.04%/  
VIX 13.57/ +5.28%/  !

Adv/ Decline Iss
181
310

Adv/ Decline Vol
987M
1247M

neutral/
セクターSP500 銘柄数 1ヶ月 3ヶ月 1年
S&P 500
/-0.18%/
+5.29 +5.29 +5.29
エネルギー
/-0.33%/
+7.21 +7.21 +7.21
素 材
/-0.99%/
+4.65 +4.65 +4.65
資本財
/
0
+6.71 +6.71 +6.71
一般消費財
/-0.46%/
+6.77 +6.77 +6.77
生活必需品
-0.-0.
+0.09
+5.34 +5.34 +5.34
ヘルスケア
/-0.38%/
+6.85 +6.85 +6.85
金 融
/-0.45%/
+5.99 +5.99 +5.99
テクノロジー
//
▌+0.26
+1.57 +1.57 +1.57
通 信
/
▌+0.21
+0.70 +0.70 +0.70
公 益
/-0.17%/
+3.65 +3.65 +3.65

素材、消費循環、金融が弱含んだ。他方、テクノロジー、通信、消費安定が小確り。。

 開場10分前  

DOW +30(+0.2%)      SP500 +2.5(0.18%)     NAS +4.25(0.16%)

中ソニーSNEシティの買い推奨で 7%高。キャタピラの決算が予想より良かった事から2%高。  

アジア市場は:交錯(ロイター)

<東京市場> 第183回通常国会が召集され、安倍晋三首相は再登板後、初の所信表明演説を午後の衆参両院本会議で行った。「経済再生」を前面に掲げ、危機突破への決意を強調。日本人10人が犠牲となったアルジェリア人質事件では「悲痛の念に堪えない」と哀悼の意を表明し、「テロと戦い続ける」との決意を示した。東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落。米株高や円安進行を背景に寄り付きで約2 年9カ月ぶりに1万1000円を一時回復したが、大台乗せで目先の達成感が広がり、利 益確定売りが強まった。日経平均の日足は寄り付きが高値、終値が安値になる「陰の丸坊主」となった。先安見込みの足で、高値圏でのもみあい水準で出ており、さらに注意が必要だ。国債先物は反落。10年最 長期国債利回り(長期金利)は同2.5bp上昇の0.745%。

<中国・香港株式市場> 中国株式市場は急反発して引けた。中国人民銀行(中央銀行) の潘功勝・副総裁の発言が、銀行利益を保護する必要があることを暗に認めたものと投資 家に受け止められる中、銀行株が上げを主導。中国株は1月14日以来となる高い上昇率 を記録した。香港株式市場は4営業日ぶりに反発。本土系銀行株が上昇し、香港不動産株 の軟調を補った。ただ、ハンセン指数は前週の上値を抑えてきたチャート上の水準は下回 って引けた。。

<東南アジア株式> 総じて上昇した。欧州の景気見通し改善や好調な米国企業決算を 背景に投資家の期待感が高まり、マニラ市場は過去最高値に迫る水準で終了。 バンコク市場は18年ぶり高値を付けた。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数 (STI).FTSTIは0.14%高の3273.91で、約2年ぶりの高値となった。 ホーチミン市場のVN指数.VNIは2.46%高。月初来では15.92%高となり、 他の東南アジア市場を上回っている。 一方、ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは 0.47%安の4416.94。外国人投資家が680万ドルの売り越しとなり、 インフラ関連株を中心に下落した。クアラルンプール市場は祝日のため休場。

<ソウル株式市場> 続落し、株価指数は2カ月ぶりの安値で取引を終えた。円安を受 け、企業業績の不振や見通しの悪化に対する懸念が強まった。大型株のサムスン電子 (005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が3.2%下落し、終値ベースで昨年11月20日以来10週間ぶりの安値 をつけた。  

<台湾株式市場> 4営業日ぶりに反発した。台湾の銀行や証券会社が中国との結び付 きを強めるとの思惑から、金融株中心に上昇した。

欧州市場は:小反落(ロイター)

<ロンドン株式市場> 銀行株とエネルギー株に買いが入り、主要株価指数は取引時間 中に2008年5月以来初めて6300の大台に乗せた。2年ぶりの日中高値となる1176.19をつける場面もあっ たが、長続きせず、行って来い小幅高で終わる。

<欧州株式市場> DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eが一時、1年半ぶり 高値を更新した。テクニカルチャートによると、世界景気や企業決算の改善の兆しに後押 しされ、同指数は今後も緩やかな上昇を続けるとみられている。       

商品市場は:オプションの期限到来絡みの売りが出たて、金は軟化。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と米雇用統計を控え、投資家は様子見姿勢を取った。原油先物相場は、強弱まちまちの統計をきっかけに荒い値動きとなった後、ガソリン価格高になびいてプラス圏に浮上して引けた。 

中期情勢

低VIX

通貨戦争の懸念

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減

米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?

中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影響?

ヘッドラインニュース

製造業耐久財受注12月は4.6%増。 除輸送機器は1.3%増。

国債:10年債利回り、2%に上昇-昨年4月以来で初めて

ロンドン外為:円、2年半ぶり安値から反発-下落が急過ぎとの見方

米格下げリスクは当面払しょく、債務上限超過の一時容認で-フィッチ

ドイツ銀、EURIBOR操作で独金融監督当局が調査-関係者

トヨタ:首位に返り咲き、昨年のグループ世界販売は947.8万台

ドイツ、1年物証券入札での利回りがプラス-昨年6月以来初めて

全日空:B787を即刻止めろ、20年ぶり緊急脱出で決断-危機管理

ドルは年末までに100円に上昇も、強気トレンド継続-テクニカル分析

ユーロ建てマネーファンドはマイナス利回りに備え-フィッチ

BOA、アイルランドのデリバティブ事業の英国移管を模索-関係者

米キャタピラー:13年業績は下期に伸びる見通し、世界経済の改善で

 

野 村 證 券 の N Y 株 式 市 況

<株式市場> 週末に発表された、中国の12月までの年初来産業利益は前年比5.3%増と前月比加速。米国では、午前8時半発表の12月耐久財受注が前月比4.6%増、輸送用機器を除くと1.3%増と各々予想を上回った。これらの経済データは好感材料となったものの、一方で、直近の株式市場に強気センチメントが広がり過ぎているとの警戒があり、ダウ平均とナスダック総合は小幅高で寄り付いたものの、S&P500は金融、素材などを中心に、若干売り物勝ちに寄り付いた。続いて、午前10時発表の12月中古住宅販売仮契約は前月比4.3%減と予想を大幅に下回り、これを機に市場は売りに転じた。素材、金融、エネルギー、公益などに利益確定売りが見られ、S&P500は午前10時半近くに前日比-0.44%の1496.33ポイントまで後退。しかし、この水準からは押し目買いが見られ、S&P500は正午前には前日終値近辺にまで回復。午後は材料難の中で、S&P500は小幅安のレンジ内推移となった。午後1時半頃から再び押し目買いが優勢となり、テクノロジー、通信、消費安定が小確りとなった。引けにかけ小幅な利食い売りに再度押され、結局、ダウ平均とS&P500は小幅安で終え、ナスダック総合は小幅高で引けた。ダウ平均は-0.1%、S&P500は-0.18%、ナスダック総合は+0.15%となった。セクター別では、素材が-0.99%、消費循環が-0.46%、金融が-0.45%と弱含んだ。他方、テクノロジーが+0.26%、通信が+0.21%、消費安定が+0.09%と小確り。個別では、ヘス(HES)が石油精製事業からの撤退計画を発表し+6.08%。大手証券会社によるポジティブコメントを受けたウェイスト・マネージメント(WM)が+2.16%。市場アナリストによる投資判断引き上げを受けたチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)が+2.71%。市場アナリストによる投資判断引き下げを受けたペットスマート(PETM)が-9.08%。大手証券会社による鉄鋼市場に対する慎重なスタンスを受け、AKスチール(AKS)が-7.43%、ユナイテッド・ステーツ・スチール(X)が-3.3%。

<債券・為替市場>午前8時半発表の12月耐久財受注が予想を大きく上回る+4.6%となり、10年債利回りは2.0044%と4月以来初めて2%を越えた。しかし午前10時発表の12月中古住宅販売予約指数が前月比-4.3%と予想外のマイナスとなったことから、10年債利回りは徐々に低下。午後1時発表の2年債入札結果は、応札率が3.77と過去平均を下回ったものの、利回りが予想を0.1bps下回る0.288%となったことも若干の買戻し材料となり、午後4時の10年債利回りは1.9669%付近となった。為替市場では、午前8時半発表の12月耐久財受注が予想を大きく上回ったのを受け、ドル/円は一時91.10付近となった。しかし安倍首相の国会での所信表明演説では、2%インフレ目標が強調されたものの、具体的政策が言及されなかったとして、円売りは一服。午前10時発表の12月中古住宅販売予約指数が予想外のマイナスとなったことをきっかけにドル/円は後退となった。午後は90.70~90.80レンジでの小動きとなり、午後4時のドル/円は90.79となった。

米国野村證券作成測。

メモ:

通貨戦争の懸念

中国物価上昇で景気刺激策弱める観測。

Endo of Col 1
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Jan Wk5 1月28日(月)                                                                                                  Twitter(日本語)

ア ジ ア
 日本 -0.94%
 香港 +0.39% 
 上海 +2.41% 
 インド 0.00% 
欧   州
 イギリス +0.16% 
 フランス +0.07% 
 ドイツ -0.32%  
 スペイン -0.60% 
商   品
  1657.80 
 原油 96.50 
  3.67 
 ボラ 13.57 
為   替
 ドル円 90.50 
 ユーロドル 1.34 
 ドルINDEX 79.75 
 米十年債 1.97 

序盤ザラ場: 月曜は、高値警戒感で上値が重く、まず売り優勢で始まる。昨年12月の中古住宅販売保留の、予想外の減少で、値を崩したが、一時間弱で押し目買いが入り、反発に転じた。ナスダックの商いが昨日より薄い。キャタピラCAT 2%高。 ARUN 5%高。BIIB 3%高。POL4%高。3Dシステム(DDD)は8%安。HMSホールディングス(HMSY)は、オッペンハイマーのダウングレイドで7%安。

中盤ザラ場:反転後、堅調に推移し、本日の高値に近づくと、昼に再び押し目を作って、再度反転上昇した。
米国市場 UWM 一年( 日足 )
米国市場 UWM 五日( 5分足 )
米国市場 UWM 二日( 1分足 )

終盤引け: アップルは、今朝が一番安く、その後とりあえず、底打ち反発に成功した。ギャップダウンのDDD及び、SSYSは、上昇トレンドを作れず、下値を切り下げて安値引けとなった。ダウングレードのペットスマートは、午後も値を崩し、7%安。キャタピラは、ギャップアップの後三角持ち合いになった。メキシカンフードのチッポーレCMGは、3%高。TRIPは、3%高。

引け後、明日は:引け一時間前から利食いに押され、小幅高低に終わる。閉場後決算のBMC、ILMN、シーゲートSTX、ヤフーYHOO。