① 開場10分前
本日休場
アジア市場は:高値更新(ロイター)
<東京市場> 中連日2兆円の活況で、引き続き買い意欲は強く、先高期待の大きさ示す。
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は続伸し、昨年6月以来の高値で引けた。中国
の不動産開発最大手、万科企業(000002.SZ)が値幅制限いっぱい上昇したことを受けた。
同社が外貨建てB株について香港市場に鞍替えする計画を発表したことが好感された。
香港株式市場は反落。中国の通信機器メーカー、中興通訊(ZTE)(0763.HK:)が、
2012年の決算が最大29億元(4億6658万ドル)の純損失となる可能性がある
と警告したことで下げ、全体相場は19カ月半ぶり高値から下落した。
<東南アジア株式> クアラルンプール総合株価指数(KLCI)が2.43%安
と、2011年9月以来の大幅下落を記録した。マレーシアの次期総選挙への懸念から、
最近上昇していた銘柄に売りが出た。またジャカルタ市場は洪水への懸念を背景に値を
消し、下落した。
<ソウル株式市場> 小幅安で引けた。円安傾向で輸出企業の見通しが悪化し、指数は
押し下げられていたが、機関投資家が割安銘柄に買いを入れたことで持ち直した。
<台湾株式市場> 反落して引けた。鉄鋼指数が2%安、石油・電気・ガス指
数が1.1%安と、加権指数を押し下げた。
欧州市場は:反落、軟調な米英指標を嫌気(ロイター)
<ロンドン株式市場> 続伸し、4年半ぶり高値を更新した。米財政協議に進展の兆し
が見られることを好感し、低利回りの政府債から高リスクの株式に資金がシフトした。この日は鉱山株が1.3%高で上げを主導。
金融関連では、保険株が0.8%上昇した。自動車保険のアドミラル・
グループ(ADML.L)は投資判断引き上げなどを追い風に4.9%高となった。
一方、教育・出版グループのピアソン(PSON.L)は2.9%安。2012年の業績見通し
を引き下げるとともに、13年も市場は厳しい状況が続くとの見方を示したことを嫌気し
た。
<欧州株式市場> 反発し、2年ぶり高値に迫った。欧州の景気回復を見込み、比較的
割安感のある公益株や鉄鋼株などに買いが入った。
ただ高級品関連銘柄が売られ、上値を抑えた。出来高は低く、公益株や素材株が上げを主導。アルセロールミタル(ISPA.AS)は4%高。GDFスエズ<
GSZ.PA>は1.8%、エーオン(EONGn.DE)は1.6%それぞれ上昇した。
あるトレーダーは「投資先が割安感のある銘柄に移っている。欧州がマクロ面で改善す
れば、ここ数年アンダーパフォームしていたこれら銘柄がアウトパフォームする可能性が
ある」と述べた。
高級品株は売り優勢。 スイスのリシュモン(CFR.VX: 株価, 企業情報, レポート)は5.6%安。10─12月期売
上高が高級品の需要低迷で予想を下回ったほか、アジア事業に慎重な見通しを示した。
バーバリー(BRBY.L)は1.4%、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)
(LVMH.PA)は1%、それぞれ値を下げた。
商品市場は:金、非鉄、NY市場は、休場。原油は、4営業日ぶり反落。世界経済の回復及び、潤沢な供給が重しとなった。しかし、中東、アフリカ政情不安は、下支え要因となった。
中期情勢
米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影響?
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