① 開場10分前
DOW -10(0.07%) SP500 -2.5(0.16%) NAS +3.5(0.13%)
開場前決算発表のマクドナルドMCD、ゼネラルダイナミクスGD、アボットABT、ベーカーヒューズBHIは、小幅な値動きに留まっている。引け前グーグルは、5%高。
アジア市場は:3日続落(ロイター)
<東京市場> 日経平均は3日続落。下げ幅は200円を超え安値引けとなった。終値
は1万0500円の節目を割り込み今年の最安値、東証1部売買代金も1兆7636億円
にとどまり今年最低水準だった。前日の日銀政策決定会合で発表された追加緩和に対して
市場は物足りなさを感じており、材料出尽くしムードが広がった。円が強含んだことを受け、トヨタ自動車、ソニーなど主力輸
出株の下げが目立つ。裁定買い残が積み上がりを背景に先物主導で乱高下しやすい状況に
あり、この日もヘッジファンドなどの短期筋が先物にまとまった売り注文を出し下げ幅を
拡大させたとみられている。
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は小反発。7カ月半ぶりの高値付近まで上昇し
た。鉄道株や石炭株が売られたが、金融株が上昇した。
香港株式市場は小反落した。テクニカル的な上値抵抗線付近で足踏みするなか景気敏
感株が下落、19カ月半ぶりの高値から押し戻された。
<東南アジア株式> 大半の市場が上昇して引けた。企業決算発表シーズンの中で、選
別買いが入った。米企業決算が上向きな内容であることに加え、ドイツの投資家信頼感の
高まりが指標で示されたことで、世界経済の見通しがより明るくなったことが背景。
<ソウル株式市場> 終盤に利食い売りが出て、反落で引けた。
前日は円高の進行を受けて1週間ぶりの高値をつけていた。
<台湾株式市場> 反落して引けた。序盤での上昇分を消した。宏達国際電子
(HTC)(2498.TW: 株価, 企業情報, レポート)やコンピューター・周辺機器指数 (0.76%安)が加権
指数の足を引っ張った形。
欧州市場は:小反落(ロイター)
<ロンドン株式市場> 小反落。金融・鉱山株が売られ、このところの上昇が一服した。
銀行株の下げがきつく、クレディ・スイスが英株への戦略投資を削減するとのニュースもロンドン市場の重しと
なった。
<欧州株式市場> 反落。利食い
売りが優勢となったことに加え、複数の独銀が投資銀行業務分離の可能性について当局か
ら調査するよう求められたとの報道を受け、警戒感が広がった。メディア大手ビベンディの通信部門SFRの最高経営責任者
(CEO)が国内紙とのインタビューで携帯電話サービス料金を最大25%引き下げてい
ることを明らかにし、通信株が安い。
商品市場は:メキシコの銀生産大手フレスニロフレスニロ(FRES.L)が商いを伴って2.8%値下がり
した。アナリストとの電話会見で、メキシコ政府が年末ごろに純利益に対するロイヤリテ
ィーの支払いを導入する可能性があると明らかにしたことを嫌気した。株だかにつられて、原油も買われて4ヶ月ぶりの高値更新。金、銅も買われた。
中期情勢
中米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影響?
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