Saturday, March 30, 2013

MarWk4 週間市況 2013

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Weekly change    
DJIA +0.45%/ 14,578.54/ +66.24/
SP500 +0.79%/ 1,569.19/ +12.30/
NAS +0.69%/ 3,267.52/ +22.53/
Russ +0.55%/ 951.54/ +5.27/
       






来週のスケジュール:

< 1日月> 米3 月ISM 製造業景況指数
                         イースター 復活祭

< 2日火> 2 月製造業受注
                         3 月新車販売台数

< 3日水> 3 月ADP 雇用統計
                         3 月ISM 非製造業景況指数
                         決算:モンサント

< 4日木>    中国、台湾、香港 (休 場)
                         ECB 定例理事会(ドラギ総裁会見)

< 5日金> 3 月雇用統計 / 2 月貿易収支
                         2 月消費者信用残高
                        中国、台湾 (休 場)

その他重要スケジュール:

G8外相会議 (ロンドン 10~11 日) / EU 財務相・中央銀行総裁会議(12~13 日)

来週のキプロス問題の行方次第で最高値更新も

[ニューヨーク 31日 ロイター] 
今週の米株市場は、上昇の勢いは失われる可能性がある。S&P総合500種は28日、終値ベースの過去最高値をつけたが、これは、株価が今後、上昇の勢いを失う兆候との見方が一部のストラテジストの間である。

   S&P総合500種は、過去最高値をつける前に13営業日連続で最高値から10ポイント以内を推移していた。これは、上値抵抗線を突破するにはかなりのプラス材料がない限りは難しいことを示している。  S&Pの首席テクニカル・ストラテジスト、マーク・アーバター氏は、株価上昇に伴い、通常、上昇ペースは鈍化するとし、上昇の勢いは失われており、再び上げるにはいったん下げる必要がある、との見方を示した。そのうえで、株価は3─4%程度下げる可能性がある、と語った。

   企業収益の好調や米金融緩和策を背景に、S&P株価指数は年初から10%近く上昇、ただ、キプロス情勢をめぐる警戒感や景気見通しがまちまちとなっていることから上げのペースは鈍化した。それでも株価は依然堅調で、28日には、6.34ポイント(0.41%)高の1569.19と、2007年10月9日に記録した最高値の1565.15を更新した。

   S&P株価指数は過去13週間のうち11週間は上昇、過去2週間の上昇率は0.4%となっている。一方、投資家の警戒感を示すとされるボラティリティ指数は、同じ期間に14.5%上昇している。  アーバター氏は、ボラティリティの高まりは、底値を拾う動きというよりは、株価の短期的な最高値の兆候だろう、と指摘し、ボラティティが継続すれば、中期的な最高値を予想する必要がある、との見方を示した。

<抵抗線を試す展開> 2月中旬より
S&P総合500種指数は5年ぶり高値付近で取引されており、13日には取引時間中に2007年11月以来の高値を更新した。

ストラテジストが年央の目標としていた1500を2月始めに上回わって以来、利食い売りが出やすくなることが予想されていたまた、アナリストの1人は1525─1540ポイント付近に強固な抵抗線があると指摘している。ストリート・ワン・フィナンシャルのマーケット・テクニシャン、Dave Chojnacki氏は、指数が横ばいになるとの見通しを明らかにし、この水準を上回るだけの取引量や材料がないと述べた。ダウも、2月で、2007年10月につけた過去最高値まであと2%に迫っていた。

<3月>
ダウは、5日に最高値を突破した。S&P総合500種指数は、2007年10月9日につけた過去最高値をわずかに(あと1%)下回る水準で8日の取引を終えた。

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Mar Wk4 3月30日 (土), 2013  Twitter(日本語)

・中期トレンド

天井前:5/1 (火):13,279.32
             下落トレンド(5週間)- 8.86%

大底1:6/4 (月):12,101.46
             上昇トレンド(3ヶ月半)+12.32%

             一押し - 4週高(6.9%)、2週安(3.42%) -半値押し(7/5- 12,961.30 - 7/12,24- 12,521.84)
             二押し - 5週高(6.2%)、2週安(2.06%) -1/3押し(8/21- 13,330.76 - 9/4- 12,977.09)
             天井へ - 2週高(4.56%)、終了

天井1:9/14 (金):13,593.37
             横ばいレンド(3週間) 0%
             下落トレンド(6週間)- 7.73%

大底2:11/16 (金曜):12,542.38
             上昇トレンド(4ヶ月)+15.98% ① 〜 ⑪
   一押し - 4週高(6.44%)、2週安(3.0%) -半値弱押し(12/18- 13,365.86 - 12/31- 12,883.89)
             二押し - 5週高(8.2%)、3週横ばい⑥ 〜 ⑧→ 高VIX、0.5週安(2.1%) -1/4 押し
             天井へ - 3週高(5.53%)、⑨ 〜 ⑪ 終了(+762.81)5.53%?
            IF... 1/32.7% - 13,630 | 半値4% - 13,450 ((2/25)14,081.58 - 13,784.01 - (3/8)14,397.07)           

天井2: 3/20 (水)   14,546.82  (+7.53, 0.05%)      >4,2001.79?
             横ばいレンド(1週間) 0.01% ⑫
             下落トレンド( 週間)-  %

上抜1:3/28 (木曜):⑪週末 14,510 →  3/28 (木) 14,585.10  ( +0.50%)  
             上昇トレンド(?ヶ月目〜)+0.51% ① 〜 ?
   上抜け - 1週高(0.50%)、?週安(?.0%) -半値弱押し(?/?- 14,500 - ?/?- ?)

          一押し - 週高(6.44%)、週安(?.0%) -半値弱押し(?/?- 14,500 - ?/?- ?)
             二押し - 週高(8.2%)、週横ばい⑥ 〜 ⑧→ 高VIX、0.5週安(?%) -1/4 押し
             天井へ - 週高(5.53%)、⑨ 〜 ⑪ 終了(+762.81)?

WeeklyCharts

月曜日のNY市場は、ユーロ圏がキプロスとの間で金融支援について基 本合意に達したことが好感され反発して始まるが、その日の後ほど、高額預 金者に負担を求めるキプロスの支援策について、ユ ーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ 財務相)が「他国への支援のテンプレート(ひな型) になるとの認識を示した」と報じられると、財政難 に直面する他の南欧諸国も同じような施策の導入 を迫られるとの懸念が浮上し、欧州・米国市場も売られ、64 ドル安と反落した。
火曜日、良好な米国経済指標の発表が 好感され、NY ダウが111 ドル高と反発して約2 週 間ぶりに過去最高値を更新。
水曜日は、欧州の景気悪化懸念や イタリアの政局不透明感が高まり、同日のNY は、ギャップダウン。その後マイナスをほぼ取り戻し、33 ドル安と小幅安。ナスダックは、小幅高だった

木曜日は、反発し、S&P総合500種が終値ベースの過去最高値をつけた。ダウ工業株30種 も最高値を更新した。。

<キプロス問題を受けて金利低下、欧州経済底割れの懸念>
○中米の経済指標が株式市場で好感されよう
   今週発表される海外の経済指標では月曜日(4/1) に発表される3 月の中国の製造業PMI 及び米国の ISM 製造業景況感指数、火曜日(4/2)に発表され る米3 月の新車販売台数、水曜日(4/3)に発表さ れる米3 月のADP 雇用統計及びISM 非製造業景況 感指数が注目される。中国の製造業PMI は前月比 で上昇し、好不況の境目を示す50 を6 カ月連続で 上回ると予想されており、中国景気の底堅さを示す 指標として日米株式市場で好感されよう。一方、米 国のISM 景況感指数は製造業・非製造業とも前月 比で小幅に低下すると予想されているが、それでも 比較的高い水準を維持することから、企業活動の堅 調さを示す指標として株式市場で好感されよう。ま た、新車販売台数は年率換算で1500 万台の大台を 5 カ月連続で超えると予想されており、個人消費の 堅調さを示す指標として株式市場で好感されよう。 さらに、ISM 景況感指数の雇用指数やADP 雇用統 計が良好なら、金曜日(4/5)に発表される3 月の 雇用統計に対する期待感が高まることになろう。

○イタリアの政局動向には今後も注意が必要
   イタリア議会上下院で第1 党の中道左派連合は先 週、連立政権樹立に向けて第3 勢力の新党「五つ星 運動」と最後の協議に臨んだが、合意には至らなか った。中道左派は第2 勢力でベルルスコーニ前首相 が率いる中道右派連合とも連立する見込みが立っ ておらず、左派主導の政権樹立は一段と難しくなっ たと伝えられている。イタリアの政局動向には今後 も注意が必要だろう。(

(野間口 3/29 午前記) 大和証券株式部。

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Jan1月 月間市況 2013

Feb Wk1 週間市況 2013

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FebWk1 2/7/2013(木)

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Jan Wk5 2/1/2013(金)

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Friday, March 29, 2013

Mar Wk4 3月029日 (金), 2013

DJIA NASDAQ  
日付 時間 指  標 結果 予想 前回
3/29 7:30   個人消費支出 0.7% 0.6% 0.4%

8:55   ミシガン大学消費者信頼感指数確 78.6 72.4 71.8

 開場10分前  
聖金曜日(グッドフライデー)休暇。

アジア市場は:(ロイター)

<東京市場> 東京株式市場で日経平均は反発。為替市場で対ユーロでの円高が一服し、先物主導の買 い戻しなどに後場は上げ幅を拡大する場面もあったが上値は重かった。TOPIXは続落。 国内では週末・月末・期末にあたる中、海外では聖金曜日(グッドフライデー)休暇とな ることから手控えムードが広がった。

<中国・香港株式市場> 中国株式市場はまちまち。企業決算がさえなかったことや、 政策引き締めに対する懸念から主要指数は四半期ベースでは下落した。  上海総合指数.SSECは0.01%高。イースターで多くの投資家が休暇に入ったこと により、出来高は今月14日以来の低水準となった。
香港市場はイースターのため、 29日と4月1日が休場となり、取引は2日に再開される。

<東南アジア株式> 休 場

<ソウル株式市場> 続伸して引けた。新政権による景気刺激策への期待が投資家の リスク志向を高めたほか、ウォン相場が安定化する兆しを見せる中、外国人投資家から の需要が回復した。大型株はまちまちとなったが、サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)は前日に 続き堅調で1.1%高と、市場の上げを主導した。

<台湾株式市場> ハイテク株や銀行株が下支えとなり反発、加権指数.TWIIは前 日終値比0.7%高の7918.61で引けた。

欧州市場は:(ロイター)

<欧州株式市場> 聖金曜日(グッドフライデー)休暇        

商品市場は:(ロイター)

金相場は> 休場。
<原油相場は> 休場。

中期情勢

VIX 再び下降 高値圏高値圏

ユーロ圏PMI は独・仏共に大幅に悪化欧州経済底割れ?

イタリア政局混迷、格下げ 

キプロス危機解決モデルに?

通貨戦争の懸念 一応決着後退

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減 折り込み
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
雇用情勢の回復ぶりが鮮明となった

ヘッドラインニュース

個人消費支出:2月は前月比0.7%増-所得は1.1%増

米消費者マインド指数:3月は78.6に上昇、インフレ期待は抑制

イタリア連立政権にベルルスコーニ氏が意欲、大統領に協力の意思表明

ルー米財務長官が4月に欧州訪問、ECB総裁や独財務相と会談へ

ユーロ圏の北部経済大国はインフレ加速の容認を-IMF報告書

運用好調なモーゲージREITの資産急増-FRBは警戒強める

世界初のLNG先物を2年以内に東商取に上場へ、差金決済型で

米SACのファンドマネジャーを起訴-インサイダー取引の捜査

GSユアサ:リチウムイオン電池に相次ぐ不具合-業績への影響懸念

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Mar Wk4 3月29日 (金), 2013 グッドフライデー・イースター休日  Twitter(日本語)
    
ア  ジ  ア
欧     州
商     品
為     替

序盤ザラ場:

中盤ザラ場:

終盤引け:

引け後、明日は:

 

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MarWk1 3/07/2013(木)

MarWk1 3/06/2013(水)

MarWk1 3/05/2013(火)

MarWk1 3/04/2013(月)

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FebWk4 3/01/2013(金)

FebWk4 2/28/2013(木)

FebWk4 2/27/2013(水)

FebWk4 2/26/2013(火)

FebWk4 2/25/2013(月)

FebWk3 週間市況 2013

FebWk3 2/22/2013(金)

FebWk3 2/21/2013(木)

FebWk3 2/20/2013(水)

FebWk3 2/19/2013(火)

FebWk3 2/18/2013(月)

FebWk2 週間市況 2013

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FebWk2 2/14/2013(木)

FebWk2 2/13/2013(水)

FebWk2 2/12/2013(火)

FebWk2 2/11/2013(月)

Jan 月間市況 2013

FebWk1 週間市況 2013

Feb Wk1 2/8/2013(金)

Feb Wk1 2/7/2013(木)

Feb Wk1 2/6/2013(水)

Feb Wk1 2/5/2013(火)

Feb Wk1 2/4/2013(月)

Jan Wk5 週間市況 2013

Jan Wk5 2/1/2013(金)

Jan Wk5 1/31/2013(木)

Jan Wk5 1/30/2013(水)

Jan Wk5 1/29/2013(火)

Jan Wk5 1/28/2013(月)

Jan Wk 4 週間市況 2013

JanWk4 1/25/2013(金)

JanWk4 1/24/2013(木)

JanWk4 1/23/2013(水)

JanWk4 1/22/2013(火)

JanWk4 1/21/2013(月)

Jan Wk 3 週間市況 2013

JanWk3 1/18/2013(金)

JanWk3 1/17/2013(木)

Mar Wk4 3月028日 (木), 2013

DJIA NASDAQ NASDAQ
日付 時間 指  標 結果 予想 前回
3/28 7:30   新規失業保険申請件数 357k 338k 336k

7:30   継続失業保険申請件数 3050k 3043k 3077k

7:30   GDP確定値 0.4% 0.3% 0.1%

8:45   シカゴ購買部協会指数 52.4 56.5 56.8
       
DJIA +0.36%/ 14,578.54/ +52.38/
SP500 +0.41%/ 1,569.19/ +6.34/
NAS +0.34%/ 3,267.52/ +10.99/
Russ +0.14%/ 951.54/ +1.30/
       
Volume      
Dow Vol 876m/    
SPX Vol 404m/    
NAS Vol 1580m/

+12.55%/

 
NYSE Vol 3183m/ +12.99%/  
VIX 12.70/ -3.42%/  

Adv/ Decline Iss
381
115

Adv/ Decline Vol
1461M
618M

Positive

 開場10分前  

DOW +23 (0.16%)     SP500  0 (0%)     NAS +7 (0.25%)
キプロス騒動でリスク資産を手放すトレンド。

       PCS +2.56% 196,300        ACN -3.04% 74,587       
       MOS +1.40% 1,200        ALXN -2.11% 100       
       VFC +0.61% 700        DG -1.55% 2,101,307       
       GILD +0.46% 15,673        BTU -0.99% 1,200       
       UTX +0.42% 1,600        IBM -0.54% 8,850       

アジア市場は:(ロイター)

<東京市場> 東京株式市場で日経平均は反落。ユーロ圏財務相会合議長のキプロス支援策に関する発 言を受けて欧州情勢をめぐる懸念が再燃し、一時的なリスク回避の動きとなった。ユーロ に連動して先物主導で振らされる場面もあったが、ディフェンシブ銘柄がしっかりとなり、 底堅い地合いは継続。日銀新体制による追加緩和期待などを背景に外国人投資家の買い需 要も健在で、下値は限定的との見方が多い。

<中国・香港株式市場> 中国株式市場は続落して引けた。光大証券(601788.SS)によ る第三者割当増資が認可されたことを受け、証券会社の増資が相次ぐのではないかとの懸 念が浮上した。  香港株式市場は小幅に続伸して終了。地元の不動産株が上昇し、中国本土系の消費関連 株が下落した影響を相殺した。  

<東南アジア株式> タイのSET指数が続伸。業績期待を背景に、通信株が買われた。 一方、インドネシアでは、同国中央銀行の新総裁が議会で承認されるとの期待の中、ジ ャカルタ総合指数が2週間ぶり高値を付けた。  キプロス救済策が他の国に対する救済策の見本となる可能性があるとの懸念から、アジ ア市場の株価は横ばいだったが、シンガポール.FTSTIやマレーシア、フィリピ ン.PSIの各市場の株価は堅調だった。

<ソウル株式市場> 小幅続伸して引けた。為替相場の動きに支援されて自動車株や他 の輸出関連株が上昇、キプロス支援策の影響をめぐる懸念を相殺した。

<台湾株式市場> 横ばいで引けた。  米アップル(AAPL)のサプライヤーである鴻海精密工業(2317.TW)は、四半期ベースの 過去最高益を計上したことが好感され、1.3%高。

 

欧州市場は:(ロイター)

<ロンドン株式市場> 反発。キプロス支援をめぐる不透明性がくすぶっているものの、 堅調な米指標が市場心理を支えた。  金融株やエネルギー株の買いが優勢となり、金融株はこの日の上昇分の9.8ポイント を占めた。  銀行株は0.6%高。上昇は14日以来。  2月の米耐久財新規受注は予想以上に急増。また、S&P/ケース・シラー住宅価格指 数によると、1月の主要20都市圏の住宅価格は前年比で6年半ぶりの大幅な伸びを記録 した。  CMCマーケッツのシニアセールストレーダー、トビー・モリス氏は「キプロスに関し 決定的に悪い内容のニュースが伝わらなかったことで、市場は米国発の底堅い指標を手が かりに上昇した」と述べた。  欧州中央銀行(ECB)当局者は、キプロス支援策は特別なケースで、域内の他の銀行 救済のひな形になる可能性はないと発言。半面、欧州委員会が将来の銀行破たん処理に関 する新たな欧州連合(EU)法草案で、預金保険対象外の10万ユーロ超の預金について ベイルインを適用する可能性を検討しているとのニュースが伝わる中、相場は上げを削っ た。 

<欧州株式市場> FTSEユーロファースト300種指数が小反発。キプロス支援の 影響に対する不透明感が漂う中、米景気の緩やかな回復継続を示す指標が材料視された。  FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は2.12ポイント(0.18%)高 の1188.57。キプロス支援が他のユーロ圏諸国救済のひな形になるとの懸念から、 終日不安定な値動きとなった。   2月の米耐久財受注が市場予想を上回る大幅増になったことを受け、市場心理は改善し た。  景気に敏感な鉱山株は約0.5%上昇した。  DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは8.16ポイント(0.31%)安の 2641.12だった。  ユーロ圏の重債務国に対する先行き不透明感から、ギリシャ.ATG、イタリア.FTMIB、 スペイン.IBEXの主要株価指数も軒並み下落した。  スペインの通信大手テレフォニカ(TEF.MC: 株価, 企業情報, レポート)は約5%安。自己資本の2%に相当する自社 株を売却したことが悪材料となった。        

 

商品市場は:(ロイター)

金相場は> 休日前の手じまい売りが先行。
<原油相場は> 5日続伸。朝方は方向感なくもみ合いとなったが、売り一巡後、株式市場の好調に乗じて高値圏で終了。

 

中期情勢

VIX 再び下降 高値圏高値圏

ユーロ圏PMI は独・仏共に大幅に悪化欧州経済底割れ?

イタリア政局混迷、格下げ 

キプロス危機解決モデルに?

通貨戦争の懸念 一応決着後退

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減 折り込み
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
雇用情勢の回復ぶりが鮮明となった

中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長 率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。

ヘッドラインニュース

キプロス、銀行再開に向けた資本規制を発表へ-中銀報道官

イタリア政権樹立遠のく-中道左派ベルサニ氏の信任を五つ星が拒否

ロンドン外為:ユーロ下落、昨年11月21日以来の1.28ドル割れ

キプロスのプログラムはユーロ圏諸国救済の「ひな型」ではない-文書

米ラサールが東京・大阪の物流施設売却へ、最大850億円か-関係者

英国:10~12月GDP確定値、前期比0.3%減-改定値と変わらず

米サーベラス:西武早期上場を支持、 球団売却や路線廃止は要求せず

債券は続伸、長期金利は10年ぶり低水準-国債購入拡大観測で買い優勢

中国、株価指数先物取引を認める外国投資家を増やす計画-関係者

三菱自:リチウムイオン電池の発火事故発生-GSユアサ系製造

北朝鮮が韓国との軍事ホットライン遮断-危機レベル、さらに高まる

野 村 證 券 の N Y 株 式 市 況

<株式市場>
午前8時半発表のQ4GDPは前期比年率+0.4%、同個人消費は+1.8%とやや予想に届かず、週間新規失業保険申請件数は35.7万件、継続受給者数は305万件と共に予想を上回った。一方、業務を再開したキプロスの銀行におけるパニックは見られず、同国問題に対する懸念が和らぐ中で、NY株式市場の主要指数は前日比ほぼ変わらずで寄り付いた。午前9時45分発表の3月シカゴ購買部協会景気指数が52.4と予想を下回り、S&P500はザラ場安値となる1561.08にまで売り込まれたものの、この水準で売りは一巡となり、主要指数は反発を開始。公益、ヘルスケア、消費安定、資本財等を中心に買いは広がり、S&P500は正午前に1568.30にまで上昇した。正午前からは若干売り圧力が高まったものの、午後1時前からは再度買い意欲が回復。午後は一定の利食いをこなしながらも上昇基調を維持し、主要指数は全て確りで引けた。ダウ平均は+0.36%、S&P500は+0.41%、ナスダック総合は+0.34%で引けた。セクター別では、公益が+1.25%、ヘルスケアは+0.98%。エネルギーは唯一マイナスの-0.31%となった。個別では、バイオジェン・アイデック(BIIB)が、FDAによる多発性硬化症(MS)薬承認を受け+5.44%。メトロPCS(PCS)は、議決権行使助言サービスISSがT‐Mobileとの統合計画に反対票を投じるよう勧告した事が好感され+3.51%。一方、PVHコープ(PVH)は、昨日引け後発表の決算時に示した利益ガイダンスが失望となり-5.30%。アレクション・ファーマ(ALXN)は、主力薬品の製造工程に対するFDA勧告が嫌気され-1.90%となった。

<債券・為替市場>
午前8時半発表の週間失業保険申請件数が予想を上回り、朝方の財務省債は買い優勢となった。また、午前9時45分発表の3月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回るなど、10年債利回りは1.840%付近にまで低下。しかし、キプロス情勢への安堵感から株式市場が買い戻される中で、その後財務省債は売り優勢に転じた。とはいえ、財務省債への売り意欲はそれほど高まらず、午後1時頃からは1.850%付近で推移。午後2時に10年債利回りは1.848%付近となった。グッドフライデーの休日を控え、本日債券市場は午後2時で終了。為替市場では、午前8時半発表の週間失業保険申請件数が予想を上回り、午前9時45分発表の3月シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回るなど、午前中からドルは対円で売られた。ドル/円は午後に入っても売り優勢が継続となり、午後1時頃に93.95付近にまで下落。その後暫くは94.05付近で小動きとなったが、株式市場が騰勢を維持する中、午後3時前からはややドル買いが見られた。午後4時にドル/円は94.14となった。

2013/03/28:現地日付

米国野村證券作成測

メモ:

市場の声

第1・四半期全体の上昇率はダウが11.3%、
S&P総合500種は10%、ナスダ ックが8.2%となった。

ー・プライベート・バンクの首席投資ストラテジスト、ブルース・マケイン氏は、今 四半期は昨年の多くの懸念事項が後退し、きょうの最高値更新はその最後にふさわしいと したうえで「まだ完全に終わっていない問題に対して、投資家はこれからより現実的な見 方をする可能性がある。ある程度慎重になった方がいいだろう」と指摘。数カ月後のキプ ロス情勢はまだ分からないと述べた。 。  

Endo of Col 1
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Mar Wk4 3月28日 (木), 2013  Twitter(日本語)
    
ア  ジ  ア
欧     州
商     品
為     替

序盤ザラ場: 昨日の終盤の地合いに引き続き、欧州が反発していることで、買い優勢で始まる。その後、安値を試してから、再び高値を更新する展開へ。

中盤ザラ場:ブラックベリー(BBRY)は0.8%安。新機種「Z10」の需要好調で、この日発表し た第4・四半期決算が予想外の増益となった。  天然ガス大手の米チェサピーク・エナジー(CHK)は0.6%安。関係筋によると、4 月1日付で辞任するオーブリー・マクレンドン最高経営責任者(CEO)の後任が同日ま でに決まらない公算が大きい。  JPモルガン・チェース(JPM)は0.6%安。カリフォルニアの年金基金オペレーテ ィング・エンジニアズ・ペンショントラストが破たん前のリーマン・ブラザーズへの投資 は誤った資金運用だったとして2009年にJPモルガンを提訴した問題で、マンハッタ ン地方裁判所の判事は27日、訴えを棄却するよう求めていたJPモルガンの要求を退け た。  メトロPCS(PCS)は3.5%高。同社の株主は、ドイツ・テレコム(DTE)傘下 のTモバイルとメトロPCSの合併を阻止するため28日、マンハッタン連邦地裁に提訴 した。ドイツ・テレコムは2社の合併を目指し、メトロPCS株主の支持固めを急いでい た。

セ ク タ ー 別 E T F

終盤引け:上昇し、S&P総合500種が終値ベースの過去最高値をつけた。こ れまでの終値ベースの過去最高値は2007年10月9日に記録した1565.15だっ た。ダウ工業株30種 も最高値を更新した。。  

引け後、明日は: 29日はグッドフライデーで米国市場は休場となる。

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