① 開場10分前
DOW -3 (0.02%) SP500+1.2 (0.08%) NAS +4 (0.12%)
ほぼ変わらずで始まる模様。
米新規失業保険申請件数が控えめな景気改善を示した一方、小売各社がまちまちの月間売
上高を記録した。
アジア市場は:反落(ロイター)
<東京市場> 反落。前日の400円高の反動や円安一服を背景に、利益確
定売りに押された。精密機器や食品、機械がさえなかった。精密機器や食品、機械がさえなかった。日経平均の指数自体は弱い動
きとなったものの、企業決算発表とともに銘柄選別が進み、押し目買い意欲は根強い。金
融緩和期待も下支えとなる中で、TOPIXは連日の昨年来高値更新となりプラスで引け
た。
<中国・香港株式市場> 上海株式市場は9営業日ぶりに反落。人民銀行(中央銀行)
が政策の焦点を景気支援からインフレ抑制へシフトさせることを示唆、これを受け、本土
の金融株に利益確定の売りが出た。
香港市場も反落。
循環物色で出遅れ感のある銘柄が買われた。
3月4日にハンセン指数構成銘柄から除外される中国アルミ(チャルコ)(2600.HK)
は2.8%安。組み込まれるレノボ(0992.HK)は5.2%上昇。
<東南アジア株式> 大半の市場が比較的小幅な上昇となった。投資家は、この日予定
されている欧州中央銀行(ECB)金融政策会合の結果待ちだった。
<ソウル株式市場> 6日営業日続落。市場は欧州中央銀行(ECB)理事会待ちと
なっている。
韓国電力公社(KEPCO)(015760.KS: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%下げ、1カ月ぶり安値をつけた。
<台湾株式市場> 春節(旧正月)の連休に伴い、7─15日まで休場。
取引再開は18日。
欧州市場は:急反落(ロイター)
<ロンドン株式市場> 急反落して終了した。次期英中銀総裁やECB総裁などの要人
発言を受け、主に銀行株に売りが出た。
銀行株指数は1.6%低下。次期イングランド銀行(英中銀)に内定して
いるカナダ中銀のカーニー総裁がこの日、英議会公聴会に出席し、銀行部門に対するより
厳格な姿勢を示したことで売られた。
ショア・キャピタルの株式ストラテジスト、ジェラード・レーン氏は、「カーニー氏は
銀行に対する介入を強める必要性を示した。これは正しい方向だと思うが、銀行の利益拡
大能力は損なわれる」と述べた。
また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日の理事会後の記者会見で、「2013年の早い時期はユーロ圏経済の弱さが鮮明になると予想される」と述べたことも、相
場の重しとなった。
高級ファッションブランドのバーバリー(BRBY.L)は4.6%安。他の高級ブランド株も
下げた。市場関係者は、中国当局による一部高級品の広告禁止が背景にあるとしている。
一方、ボーダフォン(VOD.L)は0.9%高。今年の業績予想を維持したことが好感され
た。
<欧州株式市場> 続落し、主要株価指数は年初来の安値で引けた。サノフィ・アベン
ティス(SASY.PA: 株価, 企業情報, レポート)の決算が失望を誘ったほか、経済見通しに対する懸念が強まった。12月上旬以来の安値となった。
欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で主要政策金利を0.75%に据え置いた。
ドラギ総裁はユーロ圏経済について、2013年の早い時期は弱さが鮮明になるとの見方
を示し、一部市場関係者はこの総裁発言を売り材料と捉えた。
個別銘柄では、サノフィ・アベンティスが4%下落。この日発表した第4・四半期決算
が24%の大幅減益となり、今年の利益についても前年比5%減から横ばいになるとの見
通しを示した。
ノルウェーの銀行、DNB(DNB.OL: 株価, 企業情報, レポート)は逆行高となり7.3%上昇した。第4・四半期の
純利益が前年同期から減少したものの、市場予想を上回った。
複数のトレーダーは欧州株価について、イタリア総選挙をめぐる不透明性などにより今
月は横ばいで推移、その後再び上昇し第1・四半期末まで上昇基調が続くとの見方を示し
た。
商品市場は:金は、乱高下の後反落。ECB定例理事会控え薄商い。原油先物相場は、 ロンドン市場のブレント続伸、WTIは、反落。ブレントのWTIに対するプレミアムは21.41ドルと、昨年12月半ば以来の大きさとなった。。
中期情勢
低VIX
通貨戦争の懸念
米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?
中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長
率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。
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