① 開場10分前
DOW -39 (0.28%) SP500 -5 (0.33%) NAS -12 (0.37%)
前営
業日にナスダックやSP500 SPXが約1%上昇したものの、
決算が続々と発表される中、一段高につながる新たな買い材料に乏しい模様。
アジア市場は:反発(ロイター)
<東京市場> 東京株式市場で日経平均は大幅反発した。上げ幅は400円を超え、リーマンショック
後のザラ場ベースの戻り高値を突破。2008年9月29日以来約4年4カ月ぶりの水準
を回復した。日銀総裁の辞意表明に伴う円安を好感し、主力の輸出関連株のみならず海運
や鉄鋼といった景気敏感株、銀行など内需株も上昇し全面高の展開。東証1部の売買代金
は2兆8191億円と今年最高になった。
<中国・香港株式市場> 中国株式市場は小幅続伸し、数カ月ぶり高値で終了した。
中国政府が前日に不動産税試行プログラムの適用都市拡大を含め、格差縮小に取り組む
政策を発表したことを受け、不動産株が下落したが、銀行を除く金融株が上昇し、全体を
押し上げた。
香港株式市場は反発。中国移動(チャイナ・モバイル)などのディフェンシ
ブ銘柄が上げを主導した。
<東南アジア株式> クアラルンプール市場の総合株価指数(KLCI)が2カ月ぶり
の安値で引けた。弱い四半期決算が、携帯電話大手ディジ・ドットコムなどを
圧迫。他の大半の市場は、最近上昇した銘柄に利食い売りが出る中、この日の高値から
下げて終了した。
<ソウル株式市場> 5日続落。年初来で最も薄い商いとなった。
前日下落したメモリーチップメーカーのSKハイニックスは3.4%高で
終了した。
<台湾株式市場> 旧正月連休前最後の取引で反発。台湾で人民元業務が始まる中、
銀行株が注目された。金融保険指数は0.90%高。
欧州市場は:反落(ロイター)
<ロンドン株式市場> 小幅続伸。ハーグリーブス・ランズダウンの好決算を
受けて資産運用銘柄が買われ、エネルギー株の下げを相殺した。
ハーグリーブス・ランズダウンは11.2%急伸。上期の利益や収入、運用資産がいず
れも大きく増加したことが追い風となった。また共同創業者のピーター・ハーグリーブス
氏が、新規顧客がこれまでになく伸びているとの見解を示したことで、セクター全体に対
する地合いも改善した。
ライバルのシュローダーズ、アバディーン・アセット・マネジメント(ADN)も
2.9%、1.2%それぞれ上昇した。半面、エネルギー株は売られた。市場関係者によると、前日の上昇を受けて利食い売り
が出た。
BP、BGグループはともに0.6%安。
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)は9.1%急伸。生産量に関する四半
期報告や買収観測が支援した。
<欧州株式市場> 反落し、2カ月ぶり安値をつけ
た。軟調な企業決算や政治的緊張の高まりを受けて利食い売りが出た。
フランスのモスコビシ経済・財務相がこの日、ユーロ相場について今月のユーロ圏財務
相会合や20カ国・地域(G20)会合で取り上げる意向を示したのに対し、ドイツ政府
報道官は現在のユーロ相場について、過大評価された水準にはないとの認識を示し、ユー
ロ相場をめぐる両国の見解の相違をうかがわせた。
イタリア総選挙の行方をめぐる不透明感やスペインの不正資金疑惑も不安視される中、
仏独間のこうした相違を受けてユーロ圏の安定をめぐる懸念が一段と高まり、一部の投資
家が利食い売りに動いた。仏建設会社バンシ(SGEF.PA)のさえない業績見通しやスウェーデンの銀行ハンデルスバ
ンケン(SHBa.ST)の予想を下回る営業利益なども地合いを悪化させた。
商品市場は:金は、小反発。ECB定例理事会控え薄商い。原油先物相場は、 ブレント小幅続伸、WTIともに反落。
中期情勢
低VIX
通貨戦争の懸念
米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?
中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長
率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。
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