Friday, February 1, 2013

Jan Wk5 1月30日(水), 2013


DJIA NASDAQ
日付 時間 指  標 結果 予想 前回
1/30  8:15  ADP非農業雇用者数 192k 165k 185k

 8:30  国内総生産GDP速報値 -0.1% 1.1% 3.1%

 2:15  公定歩合   0.25% 0.25%

  2:15  FOMC声明      




       
DJIA (-0.32)/ 13,910.42/ -44.00/
SP500 (-0.39)/ 1,501.96/ -5.88/
NAS (-0.36)/ 3,142.30/ -11.35/
Russ (-1.15)/ 896.91/ -10.40/
       
Volume      
Dow Vol 704m/    
SPX Vol 541m/    
NAS Vol 1997m/ +2.11%/  
NYSE Vol 3600m/ -6.32%/  
VIX 14.32/ +7.59%/  

Adv/ Decline Iss
162
329

Adv/ Decline Vol
1084M
1466M

Neutral to Positive/
セクター SP500 銘柄 % 1ヶ月 3ヶ月 1年
S&P 500
-0.36%/
+5.44 +5.44 +5.44
エネルギー
-0.67%/
+8.16 +8.16 +8.16
素 材
-0.55%/
+4.67 +4.67 +4.67
資本財
-0.87%/
+6.09 +6.09 +6.09
一般消費財
-0.18%/
+6.19 +6.19 +6.19
生活必需品
-0.-0-0.16%/
+5.79 +5.79 +5.79
ヘルスケア
-0.38%/
+7.63 +7.63 +7.63
金 融
-0.45%/
+5.96 +5.96 +5.96
テクノロジー
-0.22%/
+1.32 +1.32 +1.32
通 信
-0.38%/
+1.74 +1.74 +1.74
公 益
/--0.03%/
+4.47 +4.47 +4.47

 開場10分前  

DOW -15 (0.11%)        SP500 -2.90 (0.19%)       NAS -5.50 (0.20%)

米国GDP速報値の予想外のマイナスを受け、先物は、開場前に反落マイナス圏に転落した。投資家らは、連邦公開市場委員会(FOMC)の声明に加え、2月1日に発表予定の1月の米雇用統計を注視。  

アジア市場は:高値更新(ロイター)

<東京市場> 東京株式市場で日経平均は続伸。終値で2010年4月30日以来約2年9カ月ぶりに 1万1000円台を回復した。世界的に安全資産からリスク資産への資金シフトが継続し ており、東京市場でも海外勢を中心に買いが先行。先物への断続的な買いも裁定買いを誘 発し、上値志向を強めた。東証業種別株価指数では電気・ガス業を除く32業種が値上が りし、ほぼ全面高となった。

<中国・香港株式市場> 中国株式市場は3営業日続伸して引けた。地元紙の報道を受 けて、中国政府が今年、住宅価格の最大10%の上昇を許容するとの期待が高まり、不動 産関連株が買われた。中国国家開発銀行の2013年の新規融資の半分以上が、新たな指 導部が推進する都市化関連プロジェクトの支援に充てられるとした中国証券報の報道も材 料視された。   香港株式市場は反発し、2011年4月以来の高値で終了した。中国本土関連銘柄が指 数を押し上げた。

<東南アジア株式> 米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定を控え、マニ ラ市場が3日連続で過去最高値を更新し、バンコク市場も18年超ぶりの高値となった。  一方、クアラルンプール市場は0.6%安の逆行安だったものの、外国人投資 家は3734万ドルの買い越しだった。このほか、ジャカルタ市場.JKSEは0.3%高、 ホーチミン市場.VNIは0.7%上昇し約9カ月ぶり高値、シンガポール市場のストレー ツ・タイムズ指数.FTSTIは0.8%上昇し1年3カ月ぶり高値となった。

<ソウル株式市場> 続伸して引けた。機関投資家や年金基金の買いが入り、外国人投 資家による売りの影響を相殺した。大型株ではサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%高、 現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安。

<台湾株式市場> 3日続伸した。中国が証券・先物市場の台湾に対する開放策を発表 したことを好感、金融保険指数が0.7%高と値上がり率の上位となった。台湾 の証券大手の親会社、復華金融(2885.TW: 株価, 企業情報, レポート)は4%高と急伸した。

欧州市場は:反落(ロイター)

<ロンドン株式市場> 反落。この日発表された米国内総生産(GDP)統計が弱かっ たことから鉱山株に売りが出た。英インペリアル・タバコは、減益見通しを嫌気し、4.3%安となった。「買われ過ぎ」とみなされ る水準にあり、一部から調整入りするとの見方が出ていおり、リスク回避優勢となり、ボラティリティが上昇した。

<欧州株式市場> 欧州企業が示したさえない業績見通しや軟調な米経済指標 を受けて、センチメントが悪化した。欧州株式相場は午後に入り、下げ足を速めた。イタリアの石油大手サイペムは34.3%急落。       

商品市場は:前日突破したテクニカルな節目より上の水準を維持、小幅高となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を継続するとの期待から。中東産原油はおおむね5営業日続伸。ニューヨーク原油(WTI)の時間外相場が底堅く推移したのを眺め、強地合いが継続した。

 

中期情勢

低VIX

通貨戦争の懸念

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減

米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?

中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?

中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長 率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。

ヘッドラインニュース

GDP速報値:第4四半期は0.1%減 - 予想外のマイナス

日経平均終値で1万1000円回復、10年4月来-内需中心、好決算反応も

NY外為(午前):ドルは対円で伸び悩み-予想外の米マイナス成長で

米ADP民間雇用者数:1月は19万2000人増-予想上回る

任天堂:2期連続の営業赤字へ、「U」が勢い保てず-ソフト課題

ECB:3カ月物オペへの応札、37億ユーロに減少-3年物返済開始日

三井住友FG:4-12月純利益3割増の5504億円-海外融資が寄与

ECBのノボトニー氏:ユーロ相場は長期的な通常の範囲内

日本取引所G:デリバティブ来年3月統合へ、今期業績は上方修正

資産家夫婦の遺体遺棄で共犯者を新たに逮捕、自殺図り病院で処置

レディー・ガガやPSYも一役、財閥改革で頭角現す韓国第3世代


野 村 證 券 の N Y 株 式 市 況

<株式市場>午前8時15分発表の1月ADP雇用統計は19.2万件と市場予想を上回ったが、4Q/GDP速報値は予想外の-0.1%となり、SP500先物市場は一瞬下落。しかし、個人消費は+2.2%と予想を若干上回り、国内最終需要も予想通りとなったことから、景気鈍化を意味するものではないとして、NY株式市場の主要指数は前日終値をはさみもみ合いながら始まった。しかし、4Q/GDPに示された政府支出、在庫投資の弱さが気になり、また、年初来すでにS&P500が5.7%上昇したことから、市場には買い一服気分が広がり、主要指数はまもなく若干の下げに転じた。金融、資本財等を中心に利益確定売りが見られ、S&P500は正午すぎまで小幅安で推移。午後に入り、FOMCの声明文発表を前に、緩和政策に変更はないとの観測から主要指数はやや戻り基調となり、午後1時には前日終値まで回復。午後2時15分に発表されたFOMC声明では、景気が足踏みしたと指摘され、予想通りFF金利を0~0.25%に据え置き、毎月$85Bの債券購入を継続する方針が示された。緩和的な金融政策の継続は安堵材料となったものの、景気の足踏みが指摘されたことから、その後の市場は売りもの勝ちに転じ、じりじりと下落。結局主要3指数共に本日のほぼ安値近辺で引けた。ダウ平均は-0.32%、S&P500は-0.39%、ナスダック総合は-0.36%となった。S&P500の10セクター中9セクターがマイナスとなり、中でも、資本財が-0.87%、エネルギーが-0.67%、素材が-0.56%と下落を牽引。他方、公益が+0.03%と唯一プラス。個別では、チェサピーク・エナジー(CHK)のCEOが退任との報道を受け+6.01%。利益が予想を上回ったアベリー・デニソン(AVY)が+6.36%、ADTコープ(ADT)が+3.2%。買収観測が報じられたライフテクノロジー(LIFE)は+3.42%。決算を嫌気された、ピーボディエナジー(BTU)が-6.36%、ミードウェストベイコ(MWV)が-3.95%。

<債券・為替市場>午前8時15分発表の1月ADP民間雇用統計が19万2000件と予想を上回ったものの、午前8時半発表のQ4/GDP速報値が予想外の-0.1%となり、10年債利回りは直後に1.972%付近にまで低下。しかし、マイナス成長となった要因は防衛費と在庫投資にあり、個人消費、設備投資、住宅建設の伸びはほぼ予想通りであったことから、景気の鈍化を意味するものではないとして、10年債はすぐさま売りに転じた。その後は2.010%~2.030%レンジ内推移となった。午後1時発表の7年債入札結果は、利回りが予想を1.3bps上回る1.416%、応札率は過去平均を下回る2.60となり、10年債利回りは2.026%付近となった。午後2時15分にFOMCが予想通りFF金利を0~0.25%に据え置き、声明文では景気が足踏みしていると指摘し、毎月$85Bの債券購入を含め、緩和的な金融政策の継続を示した。これを受け財務省債は買い戻され、午後4時に10年債利回りは2.000%付近となった。為替市場では、1月ユーロ圏景況感指数が89.2と予想を上回り、ユーロ高。ドル/円は海外で一時91.40まで上伸し、NY朝方は91.20~91.30の推移。しかし、午前8時半発表のQ4/GDP速報値が-0.1%となったことから、直後に90.90付近まで後退したが、4Q/GDPの内訳は悪くなかったことから、円買戻しは続かず、再び91円台を回復。FOMC声明文も大きなインパクトはなく、午後4時には91.09となった。

米国野村證券作成測。

メモ:

B787関連:国境を越えてサプライヤーが多く関与していることも時間がかかる要因だ。バッテリー本体を製造した日本のGSユアサ<6674.T>、電気系統システムを担当した仏タレス<TCFP.PA>。米国では電池向け充電装置メーカーの米セキュラプレーン・テクノロジーズ、補助動力装置メーカー(APU)の米プラット・アンド・ホイットニーにも調査が入っている。

Endo of Col 1
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Jan Wk5 1月30日(水)                                                                                                  Twitter(日本語)

ア ジ ア
 日本 +2.28% 
 香港 +0.71% 
 上海 +1.00% 
 インド 0.00%  
欧   州
 イギリス -0.25% 
 フランス -0.54% 
 ドイツ -0.47% 
 スペイン -0.82% 
商   品
  1663.00 
 原油 97.82 
  3.75 
 ボラ 14.32 
為   替
 ドル円 91.15 
 ユーロドル 1.356 
 ドルINDEX 79.57 
 米十年債 1.99 

序盤ザラ場: 売ボーイングが、反発して1%高のギャップアップ。好決算のアマゾンが8%高。コパノエネルギー(CPNO)は、キンダー(KMP)の買収発表で22%高。データマネジメントシステムのコムバルトシステム(CVLT) 5%高。

中盤ザラ場:本昼前に大きく値を戻した後も堅調に推移。エネルギー関連が引率した。HES10%高、バレロVLO9%高、ピーボディBTU6%高、マラソンペトロリアム4%高など。ファイサーPFEは、3%高。カナディアンパシフィック鉄道は、4%高。

米国市場 UWM 一年( 日足 )
米国市場 UWM 五日( 5分足 )
米国市場 UWM 二日( 1分足 )

終盤引け: 昨日利食いに押された甘味料のINGRは、1.5%高。シーゲートSTX、ウエスタンデジタルは、さらに値を崩した。一方、住宅建設のDHIは、更に値を伸ばし、11.73%高。

引け後、明日は:FOMCを控え、引け前は、利食いに押された。引け後決算の樹脂のポリワンPOLは、2%安。BRCMは、1%安。

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