① 開場10分前
12月の個人所得が前月比2.6%増となり、
2004年12月以来の高い伸びを示した。
アジア市場は:まちまち(ロイター)
<東京市場> 終値は連日で昨年来高値を更新した。昨年11月13日の安値(8619円45銭)から今回の高値(1万1145円38銭)まで29.3%の上昇を記録している。「三割高下に向え」の相場格言に従えば、一度は利益を確定するタイミングともいえる。。
<中国・香港株式市場> 中国株式市場はまちまち。北京市政府が、中国国務院
(内閣に相当)の承認を求めて、不動産税に関する計画を提出したとの報道を受け
て不動産株が下落した。
香港株式市場は反落。さえない決算見通しの発表が相次ぎ、投資家が慎重姿勢に転じた。
前日は1年9カ月ぶりの高値で終えていた。 。
<東南アジア株式> 外国人投資家が大幅な買い越しだったにもかかわらず、
大半の市場で軟化した。マニラ市場は過去最高値から下落し、7営業日ぶりに反落して
引けた。米国の第4・四半期国内総生産(GDP)が予想外のマイナスとなったことに
よる世界経済への懸念が背景。。
<ソウル株式市場> 3営業日ぶりに小反落して終了。翌日の米雇用統計発表を控え、
慎重地合いとなった。
ウォンの軟化や、トヨタ(7203.T)が世界全体で100万台超のリコールを発表したこと
を受け、自動車株が上昇した。
現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%高、起亜自動車(000270.KS)も2.4%高。
<台湾株式市場> 4営業日続伸した。中国が台湾に対し、本土の株式・先物市場を
開放する施策を発表したことを受け、金融株が2日連続で伸びた。
金融保険指数は1.03%高。国泰金融(2882.TW: 株価, 企業情報, レポート)が1.23%高と急上昇した。
電気製品指数はほぼ横ばい。
欧州市場は:続落(ロイター)
<ロンドン株式市場> さえない企業決算などを嫌気し続落した。
第4・四半期利益が市場予想に届かなかったロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)は
2.8%下落し、FT100を押し下げた。アストラぜネカ(AZN.L: )は3.1%安。慎重な見通しを示したことが嫌気された。
発電機レンタルのアグレコ(AGGK.L)も売られ、0.93%下落。市場関係者によると、
業績見通しの下方修正を再度行う可能性があるとの一部報道が材料視されている。
銀行株は0.54%安。銀行による小規模企業への金利スワップ販売問題
で、英金融サービス機構(FSA)が大半の取引が不正だったとする調査結果を発表した
ことが圧迫要因となった。英銀は今後、数十億ポンドに上る賠償金の支払いを余儀なくさ
れる恐れがある。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)は1.1%安。
小売りのキングフィッシャー(KGF.L)は1.5%安。野村が目標株価と利益見通しを引
き下げたことが弱材料。。
<欧州株式市場> 続落した。ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ
(ABインベブ)(ABI.BR)や 英蘭系メジャー(国際石油資本)のロイヤル・ダッチ・シ
ェル(RDSa.)が下落し、相場全体を押し下げた。短期では一段安の展開を予想する向きも
いる。ABインベブが7.8%下落した。メキシコのビール最大手グルポ・モデロ
(GMODELOC.MX: 株価, 企業情報, レポート)の未保有株取得計画をめぐり、米司法省が差し止めを求め提訴したことを
嫌気した。
シェルも2.9%安。第4・四半期決算で、在庫評価の影響を除いたカレント・コスト
・オブ・サプライ(CCS)ベースの利益が、市場予想に届かなかったことなどから売ら
れた。。
商品市場は:前日突破したテクニカルな節目より上の水準を維持、小幅高となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を継続するとの期待から。中東産原油はおおむね5営業日続伸。ニューヨーク原油(WTI)の時間外相場が底堅く推移したのを眺め、強地合いが継続した。
中期情勢
低VIX
通貨戦争の懸念
米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか?
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?
中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長
率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。
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