① 開場10分前
DOW +52 (0.36%) SP500 +4.43 (0.29%) NAS +6.75 (0.24%)
昨日高値更新した強い血合いを引き継ぎ、開場前から前面高。
|
APA |
+2.45% |
300 |
|
MS |
-1.38% |
2,000 |
|
|
DF |
+2.43% |
0 |
|
ETFC |
-0.96% |
0 |
|
|
XRX |
+2.10% |
195 |
|
ADP |
-0.54% |
500 |
|
|
STI |
+1.89% |
100 |
|
JPM |
-0.51% |
17,480 |
|
|
C |
+1.80% |
33,665 |
|
FSLR |
-0.38% |
550 |
|
|
アジア市場は:反発(ロイター)
<東京市場> 東京株式市場で日経平均は7日続伸、上げ幅は300円を超え、リーマン・ショック直
前の2008年9月12日終値1万2214円76銭を上回った。米雇用の改善期待を材
料にダウが連日で史上最高値を更新したほか、1ドル=95.40円付近まで円安に振れ
た為替が手掛かり材料となり、主力輸出株中心に買いが入った。日銀の新体制下での金融
緩和期待も根強く、不動産、銀行などの内需株も堅調だった。市場では「日米欧のカネ余
りを背景に株式への資金流入が続いている。米雇用統計発表を控えているが、後場円安が
進んだことで来期業績の上振れ期待が高まった」(SMBC日興証券株式調査部部長の西
広市氏)との声が出ていた。
東証1部売買代金はSQ(特別清算指数)算出に伴って増加し3兆9377億円と
2008年6月13日(4兆0404億円)以来の高水準だった。
<中国・香港株式市場> 反発して引けた。ニューヨーク株高や中国の輸出の予想外の
急増を背景に、景気動向に敏感なセクターが買われた。
一方、中国市場は続落して終了。証券株の下げが、自動車株の上昇を上回った。
<東南アジア株式> 他のアジア株に追随し、総じて上昇して引けた。米株高に加え、
中国の輸出統計が予想を上回ったことで、東南アジア地域のリスク資産に対する投資家心
理が上向いた。
<ソウル株式市場> ほぼ横ばいで引けた。円安や北朝鮮をめぐる懸念が、中国の貿易
統計や米雇用統計に対する楽観的な見方に勝った。
ハイテク株と自動車株が軟調となった。サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)は1.4%安、現代自
動車は1.2%安。
<台湾株式市場> 金融株主導で4営業日続伸し2週間超ぶりの高値で引けた。
金融保険指数は2.13%高、電子製品指数は0.3%高。
欧州市場は:反発(ロイター)
<ロンドン株式市場> 続伸。取引時間中に5年ぶり高値を更新する場面があった。米
労働省が発表した2月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増え、
景気改善を示したことを好感、相場が一段高となる可能性も出てきた。
FT100種総合株価指数.FTSEは取引時間中に一時、6489.54の高値に上昇
したが、午後に上げ幅を縮小、44.42ポイント(0.69%)高の6483.58で
引けた。週間では1.6%高となり4週連続の上昇となった。
北米での売上高が大きい企業に買いが集まり、ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)、BAEシステム
ズ、ウルズリー(WOS.L: 株価, 企業情報, レポート)などが値を上げた。リスク志向の高まりから銀行株
も堅調だった。
ゲッコー・キャピタル・マーケッツのトレーダー、Vinay Sharma氏は「一部顧客は利益
確定の機会と捉えている」と指摘。「ただ、相場が動く余地は依然大きいとの見方があり、
来週のいずれかの時点でFT100指数は6500の水準を試す場面もあり得る」と見通
した。
比較的堅調な企業決算や、世界景気の改善を示した中国貿易統計も追い風となった。
市場では、修正を予想するには時期が早すぎるとの声も聞かれた。
<欧州株式市場> 反発し、一時4年半ぶり高値をつけた。米雇用統計が強い内容とな
ったことを好感し、買いが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は10.03ポイント(0.85%)
高の1195.20。雇用統計を受け一時1197.73ポイントと2008年9月以来
の高値をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは37.93ポイント(1.41%)高
の2728.78。週間では4.3%上昇し、約4カ月ぶりの大幅な値上がりとなった。
グローバル・エクイティーズ(パリ)のセールズ・トレーディング部長、ダビッド・テ
ボー氏は、株式などへの資金流入が増えつつあると指摘。「米国の労働指標に改善が見ら
れるうえ、各国地域の中銀も金融緩和の継続を表明しており、投資環境は良好といえる」
と述べた。
2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増加し、エコノミス
ト予想の16万人増を大幅に上回った。失業率は2008年12月以来約4年ぶり低水準
となる7.7%で、1月の7.9%から低下した。
クッツの国際株式ストラテジスト、ジェームズ・バタフィル氏は「雇用者数の伸びが2
0万人を超えたことで米経済は力強い成長への歩みを示している」とする一方、失業率は
依然7%台後半にとどまっており、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和策の縮小に踏
み切るとの心配はまだ早いと述べた。
イタリアやスペインの株価が大幅高となり、イタリアFTSE・MIB.FTMIBは1.
6%、スペインIBEX.IBEXは2.9%それぞれ上昇した。銀行や通信の上げが目立
ち、伊ウニクレディト(CRDI.MI: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%高、スペインのテレフォニカ(TEF.MC: 株価, 企業情報, レポート)は4.
2%値上がりした。
他の銀行株も堅調で、仏BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は4.1%高、オーストリアのライフ
ァイゼン銀(RBIV.VI: 株価, 企業情報, レポート)も2.6%上昇した。
商品市場は:(ロイター)
<金相場は> 米雇用統計の発表を受けて荒い値動きとなったが、取引終盤は動意が薄れ、小幅プラス圏で引けた。中心限月4月物は前日終値比1.80ドル高の1オンス=1576.90ドルで終了。電子取引のレンジは、1560.40~1583.10ドルだった。
<原油相場は> ニューヨーク商業取引所の原油相場は、2月の米雇用統計の発表を受けて買われたただ一方で、米景気の回復期待が膨らんだことで、外為市場でドルが急伸した。このため、ドル建ての原油相場は急速に割高感が強まり、売り買いが交錯。一時マイナス圏に沈む場面もあった。
中期情勢
VIX 再び下降 高値圏
通貨戦争の懸念 一応決着後退
米国財政の崖2ヶ月延期 3月末:債務上限引き上げ、歳出削減 折り込み
米国経済指標:米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか? 雇用情勢の回復ぶりが鮮明となった
中国物価:景気刺激策弱めた場合、資源株に与える影影響?
中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長
率見通しを従来の8.2%から8.4%に引き上げた。
|
No comments:
Post a Comment