NY市況メモ: Apr Wk1 4月02日 (火), 2013


日付	時間	指　標	結果	予想	前回
4/2	9:00	製造業新規受注	3.0%	2.5％	-1.0％
	15:30	国内自動車販売		15.30M	15.32M


DJIA	+0.61%/	14,662.01/	+89.16/
SP500	+0.52%/	1,570.25/	+8.08/
NAS	+0.48%/	3,254.86/	+15.68/
Russ	-0.48%/	934.30/	-4.48/

Volume
Dow Vol	639m/
SPX Vol	462m/
NAS Vol	1580m/	+12.55%/
NYSE Vol	3183m/	+12.99%/
VIX	12.78/	-5.89%/

Adv/ Decline Iss

271

219

Adv/ Decline Vol

1243M

867M

Neutral

① 開場10分前

DOW +48 (0.33%) SP500 6.5 (0.42%) NAS +15 (0.56%)
新年度後の決算と休日後欧州市場の好調で朝方買われる。

HUM	+9.64%	464,564	NDAQ	-4.65%	300
UNH	+4.04%	52,493	HPQ	-3.90%	1,177,070
AET	+3.67%	9,000	UPS	-1.37%	5,669
CHRW	+3.02%	246	YUM	-1.12%	10,515
DVA	+2.31%	1,280	X	-0.64%	38,011

アジア市場は：（ロイター）

＜東京市場＞　東京株式市場で日経平均は続落。米国景気動向や円高進行への警戒感から先物売りに押され、日経平均は一時は３００円を超えて下落した。国内外からの利益確定売りが目立つ一方で、不動産などの個別セクターでは押し目買い意欲が強く、次第に下げ渋る展開となった。　東証１部騰落数は、値上がり４６７銘柄に対し、値下がりが１１８８銘柄、変わらずが５８銘柄だった。

＜中国・香港株式市場＞　中国株式市場は、医薬品株が売られ続落。薬価改定で利益が損なわれる可能性があるとの報道が嫌気された。　休場明けの香港株式市場はまちまち。中国本土の銀行株が下落したが、比重の高いＨＳＢＣホールディングス(0005.HK)が上昇して相殺された。

＜東南アジア株式＞　クアラルンプール市場のクアラルンプール総合株価指数（ＫＬＣＩ）が１．０４％高と、他の東南アジア市場よりも高い上昇率となった。　政治面での懸念材料が取り払われる可能性が高いとの観測が背景。マニラ市場は２日続落。最近の大型株上昇を受けた利益確定の売りが出た

＜ソウル株式市場＞　続落。米国の製造業指標がさえない内容となったことが影響した。造船株や建設株が下げを主導した。

＜台湾株式市場＞　反発。石油・天然ガス指数が１．９％上昇した。　ただ、金融保険指数は０．８％安。台湾と中国双方の金融当局が、中国の銀行が台湾の銀行に出資する際の規制を緩和することで合意したと発表したが、株価支援にはつながらなかった。

欧州市場は：（ロイター）

＜ロンドン株式市場＞　大幅続伸。ボーダフォン(VOD)の合併・買収（Ｍ＆Ａ）に関する報道などを追い風に、年初来高値付近まで上昇した。　ＦＴ１００種総合株価指数は３月１２日につけた日中取引時間ベースの年初来高値である６５３３．９９に迫った。　ボーダフォン(VOD)が２．９％高。フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）紙がブログで「信頼できる筋」の話として、米ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)とＡＴ＆Ｔ (T)が共同でボーダフォンを買収する計画だと伝えた。報道によると、買収価格はボーダフォンの時価に約４０％のプレミアムを上乗せした１株当たり２６０ペンス前後になるとみられる。　ＩＣＡＰ(IAP)が６．１％上昇した。米ナスダック市場などを運営するナスダックＯＭＸグループ(NDAQ.O: 株価, 企業情報, レポート)が、ＢＧＣパートナーズから米国債電子取引プラットホーム「ｅＳｐｅｅｄ」を買収することで合意したことを受けて、トレーダーの間でＩＣＡＰの価値を見直す動きが広がった。　英ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）の親会社ＩＡＧ(ICA)は２．９％高。同社はスペインの格安航空会社ブエリング(VULG)の買収交渉を行っている。　銀行株は１．６％高。　　

＜欧州株式市場＞　上昇。英通信大手ボーダフォン(VOD)がＭ＆Ａ（合併・買収）観測を手がかりに急上昇し、相場を押し上げた。　ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数は１４．８７ポイント（１．２５％）高の１２０３．７９。キプロス問題を受けた３月中旬以降の下げをほぼすべて取り戻した。　ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数は５５．７８ポイント（２．１３％）高の２６７９．８０。主要な抵抗水準とされていた２６５０を上抜けた。　米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)とＡＴ＆Ｔ(T)がボーダフォンの共同買収を模索しているとの報道が伝わる中、同銘柄は２．９％上昇し、ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数を約１ポイント押し上げた。出来高は９０日平均のほぼ３倍となった。ボーダフォンは同報道についてコメントを差し控えている。　通信業界再編への期待から、テレコムイタリア(TLIT)は２．８％高、フランステレコム(FTE)は１．６％高。　

商品市場は：（ロイター）

＜金相場は＞　ドル高や堅調な米株式を受けて売り基調となり、反落。
＜原油相場は＞需給緩和観測に押されて売りが先行したものの、あと米株高につられて切り返した。

中期情勢

VIX　再び下降　高値圏高値圏

ユーロ圏PMI は独・仏共に大幅に悪化欧州経済底割れ？

イタリア政局混迷、格下げ　

キプロス危機解決モデルに？

通貨戦争の懸念　一応決着後退

米国財政の崖2ヶ月延期 3月末：債務上限引き上げ、歳出削減　折り込み
米国経済指標：米国経済、給与税の引き上げに耐えられる強さか？
雇用情勢の回復ぶりが鮮明となった

中国政府傘下のシンクタンクである中国社会科学院は、2013年の同国経済成長率見通しを従来の８．２％から８．４％に引き上げた。

ヘッドラインニュース

キプロス：サリス財務相が辞任、危機原因調査開始で－救済合意に尽力

２月米製造業受注額：３％増、自動車けん引－コア資本財下方修正

アトランタ連銀総裁：雇用促進には資産購入の継続必要－来年にかけて

ロンドン外為：ユーロは対円で５週ぶり安値、ドル１カ月ぶり93円割れ

野村とドイツ銀は旧経営陣と共謀、損失隠しで－モンテ・パスキが主張

米ＨＰの株価下落、ゴールドマンが投資判断引き下げ－事業再建は多難

中国人民元、昨年12月以来の大幅高－１ドル＝6.20元を突破

英ボーダフォン株価上昇、ＡＴ＆Ｔとベライゾンによる買収案報道で

黒田日銀総裁：基金と輪番オペを合体、日銀券ルールは廃止審議へ

中国で新型鳥インフル、２人死亡－ＷＨＯがヒトへの感染について調査

中国：北朝鮮の核施設再稼働は遺憾、各国に交渉促す－外務省報道官官

野村證券の N Y 株式市況

＜株式市場＞
ユーロ圏3月製造業景気指数は46.8と予想をやや上回った事やキプロスの財政調整が延長された事を受け、欧州株式市場が堅調に推移する中、NY株式市場の主要指数も反発して始まった。午前10時発表の2月製造業受注指数は前月比+3.0%と予想を若干上回った。また、前月分が上方修正された事もあり、米マクロ景気見通しに対する楽観的な見方から、市場はその後も買い優勢となる。更に、メディケアの政府負担率が予想外の増加との報道も材料視され、ヘルスケアを中心に幅広い銘柄が物色された。S&P500は午前11時過ぎには前日比+0.73%の1572.86ポイントまで上昇した後は、1572近辺を小動き。午後に入り、取引材料に欠ける中、様子見スタンスが先行するも、小幅高を確り。午後2時頃から若干利益確定売りも見られるも、結局主要3指数共に堅調に引けた。ダウ平均は+0.61%、S&P500は+0.52%、ナスダック総合は+0.48%で引けた。セクター別では、ヘルスケアが+1.41%、消費安定が+1.09%、消費循環が+0.85%と牽引。他方、素材が-0.93%、エネルギーが-0.47%、資本財が-0.13%と弱含む。個別では、メディケアの政府負担率が予想外の増加を受けダヴィータヘルスケア(DVA)が+6.08%、ヒューマナ(HUM)が+5.45%、ユナイテッドヘルス(UNH)が+4.7%。昨日引け後に発表された既存店売上高の見通しを好感された、アーバンアウトフィッター(URBN)が+3.8%。格下げを報じられたナスダック(NDAQ)は-12.81%。大手証券会社による投資判断引き下げを受けた、ヒューレットパッカード(HPQ)が-5.19%。

＜債券・為替市場＞
ユーロ圏3月PMIが46.8と予想を上回った事を背景に、朝方から財務省債は売られた。また、午前10時発表の2月工場受注も+3.0%と予想を上回るなど、午前中の10年債利回りは上昇トレンドを維持し、正午過ぎには1.865%付近となった。株式市場の騰勢が衰える中で、その後売り圧力は落ち着き、午後の10年債利回りは1.860%～1.866%レンジでの小動きとなった。午後4時に10年債利回りは1.860%付近となった。ユーロ圏3月PMIが予想を上回った事を受け、朝方から安全資産としての円が対ドルで売られた。午前10時発表の2月工場受注が予想を上回ると、ドル買い意欲はさらに高まり、ドル/円は午前11時頃に93.55付近にまで上昇。午後に入り、ドルは利食い売りに押されたものの、午後3時前に93.30付近では下げ止まった。その後は再度買い戻しが見られ、午後4時にドル/円は93.44となった。

2013/04/02：現地日付

米国野村證券作成測

メモ：

市場の声

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ルシーニ氏は「最近の株高局面において、投資家は確信を持てずにいる」とし、「相場をけん引しているのはディフェンシブ銘柄だ」と述べた。　

Endo of Col 1

ホーム過去市況経済指標決算新聞切り抜き FOMC声明文

Apr Wk1 4月2日 (火), 2013

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商　　　　　品

為　　　　　替

② 序盤ザラ場：朝方発表された米製造業新規受注が前月比３％増と、市場予想の２．９％増を上回り、米経済の着実な回復を裏付ける内容となり、小幅ギャップアップで始まり、メディケア（高齢者向け公的医療保険制度）の民間運営保険プラン「メディケア・アドバンテージ」について、政府が来年の払い戻し比率を引き上げる計画を発表したことで、医療保険株の一角が買われた。

③ 中盤ザラ場：昨日引け後に発表された、「メディケア・アドバンテージ」の払い戻し比率を引き下げる当初計画（2月19日）を撤回し、３．３％の引き上げを認める方針を明らかにした。　これを受け、メディケア・アドバンテージ事業が収入全体の約３分の２を占める医療保険フマナ(HUM)が５．５％急伸。　ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)も4.7％高、シグナ(CI)も2.9％高となった。レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングス(HTZ.N: 株価, 企業情報, レポート)は６．８％急伸。世界的なレンタカー需要の拡大や最近完了したダラー・スリフティー買収が寄与するとし、好調な業績見通しを示したことが追い風となった。　デルタ航空(DAL.N: 株価, 企業情報, レポート)は８．１％急落。デルタ部門の３月売上高の伸びが過去２カ月に比べて鈍化したことが嫌気された。　　ナスダック市場などを運営するナスダックＯＭＸグループ(NDAQ.O: 株価, 企業情報, レポート)も１２．８％急落。ＢＧＣパートナーズから米国債電子取引プラットホーム「ｅＳｐｅｅｄ」を買収することで合意したことが圧迫した。一方、ＢＧＣは４８．６％急騰した。　　ヒューレット・パッカード（ＨＰ）(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)は5.2％安。ゴールドマン・サックスが同社の投資判断を「売り」に引き下げたことが重しとなった。

セクター別　E T F

④ 終盤引け：終盤にかけて押し戻される展開となったが、引け間際に若干反発して終わった。　

⑤ 引け後、明日は：５日（金）の米雇用統計発表を控え、週内の相場の動きは限られるとの見方が支配的となっている。　

米国市場　UWM　一年（日足）

米国市場　UWM　五日（ 5分足）

米国市場　UWM　二日（ 1分足）

Tuesday, April 2, 2013

Apr Wk1 4月02日 (火), 2013

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